実戦練習 / ストローク練習
ショート・ロングフォローと突き抜けショット
キューの動きとボールの動きを別々に観察してみましょう。同じ配置を繰り返しながら、撞点・厚み・速度をまず身につける練習です。
まず、2つの「フォロー」を区別しましょう
フォローショット(押し球)は、前進回転が残った手球が的球に当たったあと、前へついていくショットです。フォロースルーは、キューの先端がボールを撞いたあとも同じ方向へ続いていくフィニッシュの動作です。下のショート・ロングは、フォロースルーの相対的な長さのことです。
教え方によってショート・ロングという言葉の使い方が違うので、「キューのフィニッシュが短いのか」と「手球が短くついていくのか」を区別して話しましょう。ショートなら必ず短く進み、ロングなら必ず遠くまで進むという関係ではありません。
ボールの出発の状態は、タップが当たるときの撞点・キューの速度・方向・高さで決まります。これらの条件が同じなら、タップが離れたあとのフィニッシュの長さだけで、ボールの速度や回転を増やすことはできません。長いフィニッシュは、ボールに長く付けたまま押せという意味ではありません。
まず滑り・転がりと最初の的球との衝突の図を見る →1. ショートフォロー:短く終えても打撃はなめらかに
小さな動作で速度を再現したいときに練習します。短いバックスイングから始め、自然に短く終えてください。当たる瞬間にグリップを強く握ったり、キューを急に止めたりする「突き撞き」が目標ではありません。
台にこう置いて5球
- 点線:手球から的球へ
- 赤:的球の移動
- 黄:衝突後の手球
- 図の2つのボールを置き、キューを水平に近く保ちます。弱め〜中くらいの速度、少し高めの撞点で正面を狙います。
- 短く楽な動作で5回撞きます。ボールに当てたあとのキューの先の位置と、手球がついていった距離をそれぞれ観察します。
- 的球が正面の線からずれるなら、まず狙いと撞点を確認します。ついていく距離が長いなら、まず打撃の速度を少し落としてみてください。衝突の瞬間にキューを握って止める方法で短くはしません。
チェック:短く終えようとして、撞く前から手に力が入ったり、撞点が下がったりしていませんか?「ショートだから回転がない」と判断せず、衝突後の手球を見てください。
2. ロングフォロー:決めた線に沿って十分に送り出す
体が浮いたり、手が先に止まったりする癖をチェックするときに使います。腕が楽に動くスペースを作り、キューが決めた線に沿ってさらに続くようにします。強いショットでも使いますが、長い動作そのものが強いショットを保証するわけではありません。
同じ配置で残りの5球
- 点線:手球から的球へ
- 赤:的球の移動
- 黄:衝突後の手球
- ショートの練習のボールの位置・撞点・正面の厚みをそのままにします。できるだけ同じくらいの打撃の速度で始めます。
- 撞いたあと、キューを自然にさらに送り出しながら5回撞きます。無理にひじや肩を前に押し出して長さを作りません。
- ショートとロングで結果が違うなら、打撃の速度と実際の撞点も一緒に変わっていないか確認します。横から動作を撮影し、手球に付いたチョークの跡も確認するとよいでしょう。
チェック:キューのフィニッシュの長さ/実際の撞点/的球の速度/手球がついていった距離を別々に書いてください。手で撞いた比較は完全な物理実験ではないので、距離の違いをフィニッシュの長さだけの効果だと断定しません。
ショート5球 + ロング5球の記録
目標:正面衝突と前進する手球を繰り返し、撞点と動作を説明できる。1〜5番はショート、6〜10番はロングとして記録してください。
番号を押すと、未記録 → 達成 → 要改善の順に切り替わります。
0/10回記録 · 目標達成0回
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3. 突き抜けショット:的球を過ぎても前進を保つ
「突き抜けショット」は、教える人によって表現の範囲が違います。ここでは的球に厚みを外して当てたあと、手球が前進の成分を保って進むショットとして練習します。ボールが的球を実際に突き抜けたり、キューが手球に長く付いたままの動作を意味するものではありません。
- 点線:衝突前
- 的球の移動
- 手球の移動
なぜ前に残るのでしょうか?
厚みを外して当てると、手球の運動の一部が衝突後も残ります。薄く当てるほど一般に前進の成分を保ちやすく、残った前進回転はラシャの摩擦を通じて衝突後の軌道を変えます。厚み・衝突時の速度・回転が一緒に作用します。ただ強く撞いたり、キューを長く伸ばしたりするだけでは作れません。
- 最初は第2的球なしで、上の2つのボールだけを置きます。横回転はかけず、中心より少し高い撞点、中くらいの速度で始めます。
- 約1/4の厚みを5回繰り返します。手球が的球の後ろ側へどれだけ前進するかと、どの長クッションに当たるかを記録します。
- 撞点と速度は保ったまま、厚みを約1/2に変えて5回比べます。的球が受ける速度と、手球の分かれる方向の違いを見ます。1つの正解の到達点よりも、違いを再現することが目標です。
- 厚みが安定したら元の1/4に戻り、速度だけを少し変えます。実際のスリークッションの配置では、次のクッションへの軌道とキスまで別に確認します。
よくある誤り:厚く当てておいてキューの長さだけで解決しようとする、上を無理に高くしてミスキューする、的球が近いのに無理に押して二度撞きになる。この練習のように、ボールの間に十分な間隔をとってください。正常な押し球とプッシュショットのファウルは違います。
目標:1〜5番は1/4、6〜10番は1/2の厚み。目標の厚みに当て、手球の前進・分かれる方向を説明できたら達成として記録してください。
番号を押すと、未記録 → 達成 → 要改善の順に切り替わります。
0/10回記録 · 目標達成0回
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